昨日に続き、地上デジタル放送についてです。
今日は、観るための設備についてまとめます。
地上デジタル放送はUHF帯で放送されるので、UHFアンテナの設置が必要です。
地上デジタル放送が計画された後に製造されたアンテナであれば大丈夫です。
地上デジタル放送にも使用できる製品は、先端部のキャップまたはケーブルの
接続部のカバーが黄色になっているようです。
地上デジタル放送に移行する問題として、古い家屋やマンションなどで共聴設備が
VHFやUHFの一部のチャンネルにしか対応していないケースがあり、設備の
改修費用が問題となるようです。
改修費用の一部を国の負担として求める声が上がっているそうです。
また、これまでのアナログ放送とデジタル放送の送信所が大きく離れている場合は
アンテナの向きを変更する必要があります。
地上デジタル用のアンテナを従来のアナログ型のビデオやDVDレコーダー等へ
分配接続する場合には、地上デジタルに対応した高性能型の分配器が必要に
なるそうです。
これに対して、地上デジタルチューナーが内蔵されたDVDレコーダーやビデオデッキには
アナログとデジタルの両方に対応できる分配器が内蔵されているので、従来の
アナログ機器と同じ感覚で接続出来ます。
集合住宅での地上デジタル放送の受信対応の調査によると、2011年の直前
になって、一斉に改修工事を行なう事が予想されます。
先日、私の住んでいる地区では、アンテナ設備の点検に業者が訪ねてきました。
「2011年までは、問題なく使用できますよ」 という回答でしたが意味がありません。
地上デジタル放送に対応した機器(テレビ)に買い換えるか、地上デジタルに対応した
チューナーを購入する必要があります。
集合住宅の改修工事にかかる費用は1戸あたり数千円から、古い建物では10万円以上
かかる場合もあるそうです。
低所得者や年金生活者の居住が多く古い団地の場合はチューナー等の購入も合わせて
地上デジタル放送への移行は難しい状況ですね。
これは、ささやかな楽しみであるTVの視聴さえも奪ってしまうことになります。
従来のアナログ対応のテレビを使用し、かつUHFのアンテナが既に設置されている
場合なら、今後に発売が予定されている5000円程度の低価格チューナーを準備すれば
地上デジタル放送を視聴できます。
UHFのアンテナの向きが良くない場合には、アンテナの調整が必要になります。
この調整費等で10,000円程度が必要になると思われます。
地上デジタル放送への移行まで、まだ2年あります。
この2年の間に残っている問題点が1つでも解決できることを望みます。